肺に間質性変化の所見。生活の中で気をつけることは?
2025/11/01
胸部X線検査で肺に間質性変化の所見があり、経過観察とのことでした。悪化して間質性肺炎などをおこさないよう、生活の中でどのようなことに気をつければよいでしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
これまでのさまざまな研究で、肺に間質性変化がある人とない人の肺炎リスク(肺炎にかかる確率)を比べると、間質性変化のある人のほうが高くなる傾向にあることが報告されています。
日頃から風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症の予防に努めましょう。ワクチン接種、うがい、手洗い、マスクの着用などを心がけることが大切です。
また、1日3食の栄養バランスのよい食事、十分な休養と睡眠など、からだの免疫力を高めるために、生活習慣を見直しましょう。喫煙の習慣がある場合は、禁煙することが重要です。
肺に間質性変化がある場合でも、初期には無症状であることが多いようです。
ご相談者は経過観察ということですが、息切れや、たんを伴わない咳などの症状が現れた場合は、呼吸器内科を早めに受診することをおすすめします。

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