くも膜下出血の急性期後の転院先は?

女性/40代
2025/10/14

70代の母がくも膜下出血で倒れ入院しています。急性期の治療のあとは転院が必要なようですが、どんな施設があるのか教えてください。

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

一般的に、転院先の種類は、「回復期リハビリテーション病院(病棟)」「療養病床」「高齢者施設」に大きく分かれます。


「回復期リハビリテーション病院(病棟)」は、くも膜下出血などの脳卒中や大腿骨頚部骨折など、大きな病気やケガがあって急性期治療を終えたあとにリハビリテーションを行うことで、寝たきり予防や社会復帰の準備をするための病棟です。身体機能だけではなく、言語訓練や嚥下(えんげ:飲み込み)訓練を行うことも可能です。

「療養病床」は、主に高齢者で、急性期治療を終えても自宅や福祉施設での生活が困難な場合に、慢性期の治療を行いながら療養を行うところで、長期に入院することも可能な病院です。

「高齢者施設」は、自宅で介護を受けることが困難な高齢者を対象とする施設です。


今後の療養については、現在入院されている病院のソーシャルワーカーに相談されることをおすすめします。医療ソーシャルワーカーは、患者さんの医療や療養生活に関するさまざまな問題に対応してくれる専門職です。遠慮なく相談されるとよいでしょう。


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