コロナ感染から2カ月…咳と痰が続く

2025/10/04
新型コロナウイルスに感染してから2カ月たったのに、まだ咳と痰が出ます。受診したほうがよいでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
新型コロナウイルス感染症にかかったあと、回復後も症状が長引くことがあります。感染時の症状の有無や年代にかかわらず現れ、場合によっては感染から1年経過したあとまで症状が続く場合もあるようです。
症状には、急性期から回復したあと新たに出現する症状と、急性期から持続する症状があります。また、症状の程度は変動し、症状消失後に再度出現することもあります。
厚生労働省が公表している新型コロナウイルス感染症の後遺症に特化した診療手引きの中で、こうした症状を「罹患後(りかんご)症状」と名づけています。罹患後症状には、倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、痰、息切れ、胸痛、頭痛などがあり、その多くは時間の経過とともに改善していくといわれています。
症状が改善されずに続く場合は、医療機関への相談がすすめられます。
ご相談者は、コロナ感染の罹患後2カ月経過しているご様子ですので、受診された病院に再受診されることをおすすめします。持続している症状について主治医とよく相談されると安心でしょう。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。