業務が少なく成長実感が持てない

業務量は、職場での健康に影響を与える要因の一つです。仕事が多すぎるとストレスになりますが、反対に少なすぎる場合も、達成感や充実感が得られにくく、心理的な負担になることがあります。特に在宅勤務では、同僚とのコミュニケーションが減り、孤立感を覚えやすい環境にあるため、よりその傾向が強く感じられてしまいますよね。

状況が一時的なものである場合、例えば数日から数週間程度で改善が見込まれるのであれば、現在の業務の中で少しでも自分のスキルアップにつながる機会を探してみるのも一つの方法かと思います。

たとえば、ご自身との関連が薄いと感じるミーティングでも、会社の業務として何らかのかかわりはあるものだと思いますので、内容を自分なりに整理したり、議事録を作成してみたりすることで、情報の収集・整理能力を高めることができます。人の話を聞き取り、まとめて整理するというスキルは、将来的にさまざまな場面で役立つ可能性があります。

一方で、状況の改善までに数カ月以上かかるような場合は、上司やチームと相談し、業務の幅を広げる方法や、今のうちに学んでおくべき知識について話し合ってみてはいかがでしょうか。仮に業務を増やすことが難しい場合でも、習得しておくべき知識などが分かれば、それについて学ぶ時間として、今後のキャリアに役立つ準備ができるかもしれません。

少しでも状況が改善されることを願っております。