Question

夫がスマホゲームをやめずケンカに

夫はスマホのゲームにハマっていて、歩きながらでも平気でゲームをします。事故に遭いそうで心配ですし、ゲームに課金して携帯料金が以前の3倍に。仕事中もしているようなので、注意したら、「俺の金で払っているんだから、つべこべ言うな!」とドアを蹴って出ていきました。ここまでくると、病気を疑ったほうがいいでしょうか。

女性/40代

2021/12/21

Answer

何かにはまっていて、かつ聞く耳をもたないようですと、これはもう、周りがいくら、よい方向に導きたい、と必死になっても、一筋縄ではいきませんよね。とくに夫婦間ですと、他人以上に耳を貸さないこともあるでしょうから、説得は大変だろうと思います。


まずは、ご質問の「病気かどうか」について、考えてみましょう。依存症に限らず、心の病の多くは、本人が困っているか、生活に支障が出ているか、あるいは、周りが大きく困っているか、が線引きの基準のひとつとなります。旦那さんはどうでしょうか。ゲームに熱中するあまり食事もとらなくなっているとか、職場で遅刻や居眠りが頻発しているとか、勤務時間中にゲームをして業務に支障が出ているのであれば、依存症を疑う必要があるでしょう。


次に、対処についてですが、今すぐ具体的に取り組めて、夫婦ともに楽になれる方法があります。例えば、コミュニケーションを変える、という方法です。あなたは、旦那さんに対して、「ゲームばかりして、どうかしているんじゃない?」とか、「自分はよくても、皆に迷惑をかけているのよ」などと言っていませんか。そして、旦那さんから「つべこべ言うな」とか、「うるさい」などと返されて、結局、そうした非難し合うような対話をくり返していませんか。


アサーションという、自分も相手も尊重する表現方法では、I(=私)を主語にして、かつ感情の言葉を入れて話すことがすすめられます。例えば、「ゲームばかりして、どうかしているんじゃない?」を、「私は(あなたが)ゲームしすぎで体調を崩すんじゃないかって心配なの」という言い方に変えるわけです。Iで発信されるメッセージを受けて、きっと旦那さんは責められている感じがなくなり、少し穏当な言葉を返してくると思います。


あなたがコミュニケーションの仕方を変えて旦那さんにかかわってみても、状況に変化が見られなかったり、さらにひどくなったりする場合は、依存症も治療対象としている精神科などの医療機関や、各地域の精神保健福祉センターもしくは保健センターなど、専門機関に相談するというのも、またひとつの方法です。旦那さん本人が相談に行きたくないという場合でも、困っている周りの人や家族からの相談も受け付けてくれるはずです。そこで旦那さんの様子を詳しく伝えて、具体的な対応の仕方について相談してみてください。家族教室や家族会などを実施している機関もありますので、事態をどうにも変えられないという時には、一人で抱えずに、専門家や同じ悩みを抱える当事者(家族)の人たちなどのサポートを得ながら、対処していきましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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