ワクチンを接種しても水ぼうそうを発症する?

2025/07/04
水痘ワクチンを接種していても、水ぼうそうを発症することはありますか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
水痘ワクチンの接種は、水痘(水ぼうそう)の発症予防につながります。
ワクチンを1回接種した場合、重症の水痘はほぼ100%防ぐことができますが、約15%の人は軽症の水痘を発症したという報告があります。また、2回接種することで、軽度の水痘も含めて発症を予防することができますが、20年ほど経過すると抗体が低下することがあると近年の研究でわかってきているようです。
最も有効な予防方法はワクチン接種ですが、ワクチンを接種しても水痘を発症する可能性はあると考えられます。
自身が抗体を持っているかどうか(抗体価)は、抗体検査を受けることで確認できます(必ずしも必要な検査ではありません)。
抗体価が十分でなくとも、1歳以上で2回のワクチン接種を受けていれば、追加接種は必要ないとされています。
※2025年7月3日現在の内容です。


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