血栓症リスクを考えて低用量ピルの服用を迷っている

低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンには、血液を固まりやすくする副作用があり、非常にまれですが血栓症を起こすことがあります。

血栓症が不安で低用量ピルの服用を迷っている場合には、産婦人科の主治医へ相談されると安心につながるでしょう。「薬を止めた方がよいか」「服用している薬は、自分にとって必要なものか」などは、医師または薬剤師の判断が必要です。生理痛への対処も含めて、今後の治療について、主治医とよく相談されるようおすすめします。

また、ふくらはぎのむくみや痛みなど、深部静脈血栓症（足の奥にある静脈に血栓ができる）の症状が生じた場合には、血管外科や循環器科などへの相談がすすめられます。