足の裏にウオノメができた原因は?

足の裏にウオノメができてしまい、痛みがあります。何が原因でできてしまったのか、どうやって治せばよいか、教えてください。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
ウオノメ(鶏眼)は直径5mm程度の硬い皮膚病変で、足の裏や指などにでき、歩いたり圧迫されたりすると強い痛みが生じます。中心に芯が見えるため、ウオノメと呼ばれています。
何らかの理由で、一定の箇所に強い刺激が繰り返し加わると、皮膚の角質が厚くなり、皮膚の内側に向かって逆三角形型に食い込んでいくことがあります。こうしてできたのがウオノメで、圧迫により、食い込んだ角質の芯が神経を圧迫して痛みが出るようです。靴のサイズや形が足と合っていなかったり、足に負担のかかる靴を長時間はいたり、足の一部(つま先など)に負担のかかる歩き方をしたりすることで起こります。また、開帳足や外反母趾などの骨変形があるとウオノメが生じやすくなるといいます。
ウオノメは良性の皮膚疾患ですが、区別がつきにくく似たような皮膚疾患もあり、正しい診断のもとで正しい治療を行わないと、再発したり、悪化させてしまうおそれもあります。皮膚科で診断してもらい指導を受けたうえでなら、市販薬で治療することも可能でしょう。痛みが続いて日常生活に支障がある場合は、皮膚科や形成外科を受診して適切な処置を受け、足に関する生活習慣の見直し方など、よく相談されることをおすすめします。
再発予防のためには、足に負担のかかりにくい靴選びや、足裏への負荷を減らす歩き方を心がけましょう。また、入浴後には保湿剤や角質ケアのためのクリーム(角質を軟らかくするものなど)を塗るなど、足のケアを行うとよいでしょう。


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