虫歯のレーザー治療の方法は?

2025/03/04
虫歯のレーザー治療とは、具体的にどのような方法で行われるのでしょうか? また、治療を受ける際に気をつけることはありますか?
この質問への回答
医療法人社団 溝口デンタルオフィス 理事長・院長 溝口 尚
レーザーとは、光を増幅して放射する装置のことです。通常の光はさまざまな波長の光が混じっているため、多方向に光が拡散されますが、レーザーは1つの波長の光を増幅するので、ピンポイントで特定の場所に照射することができます。この特徴を利用したものが、歯科のレーザー治療です。
虫歯治療の場合、病巣部にレーザー光を照射すると、熱エネルギーによってそこだけが蒸発するようになります。これを「蒸散除去」といいますが、ドリルで少しずつ歯を削る従来の方法と比べると、削る量を最低限に抑えることができ、痛みもほとんど生じません。レーザー光には殺菌作用もあります。病巣部を除去した箇所には、通常の治療と同じように詰め物をして終了です。治療に伴う副作用などもないため、子どもや高齢者、妊娠中の人、基礎疾患を持っている人も安心して受けられる治療法といえるでしょう。
治療費に関しては健康保険の適用が認められていますが、症状や治療内容によっては保険が適用されずに自己負担となることもあるため注意が必要です。事前に費用について確認しておきましょう。
レーザー治療を行うには専門の技術や装置が必要なため、実施している歯科医院や病院はまだ限られています。「日本レーザー歯学会」のサイトに学会の認定医・専門医・指導医の所属する医院や病院のリストが掲載されていますので、参考にするとよいでしょう。


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