新型コロナワクチンの変異株への効果は？

新型コロナウイルスは現在も変異を繰り返し続けていますが、世界保健機関（WHO）はワクチン設計に最も適した変異株を奨励しており、日本でも流行に即した変異株対応のワクチンが提供されています。

新型コロナウイルスは、2022年以降流行しているオミクロン株の中で変異を繰り返しており、JN.1株対応ワクチンが最新のワクチンとして提供され、現在の新型コロナ流行の予防にも有効と考えられます。

ただし、新型コロナウイルスは大きく変異する可能性があり、その場合にはワクチンの有効性が低下することが懸念されます。

また、接種から時間が長く経過すると、感染の予防効果、重症化の予防効果も低下していきます。そのため、定期接種の対象者である65歳以上の高齢者や、60～64歳の重症化リスクが高い人は、年に少なくとも１度は最新の新型コロナワクチンを接種することをおすすめします。「何回接種を受けたか」ではなく、「今シーズン接種しているかどうか」を、考えるようにしてください。

※2025年2月17日時点の内容です。