Question
子宮頸がん検診結果の「NILM」「HPV陽性」とは?
年1回、子宮頸がん検査の細胞診を受けています。「NILM」、「HPV陽性」とは何を意味するのか、結果の見方を教えてください。

女性/40代
2025/01/29
Answer
子宮頸がん検診は、「ベセスダシステム」に基づいた新しい分類が推奨されています。新しい分類のクラス分けの一つで「NILM(ニルム)」とは、「Negative for Intraepithelial Lesion or Malignancy」の略で「異常なし」という意味です。これは、正常または正常範囲内という結果になります。
「HPV陽性」とは、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しているということになります。性交渉がある方であれば、どなたでも感染する可能性はありますが、感染しても一時的な感染で、発症せず、無症状で済むことがほとんどです。
しかし、この感染が長期間におよぶと、がん化する可能性が考えられるため、子宮頸がん検診を年に1回は受けたほうがよいということになります。
一般的に、検診の結果には受診された施設からコメントが記載されています。再検査や婦人科受診をすすめられていなければ、引き続き、年1回の検診を定期的に受けるようにしましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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