Question

げっぷが出そうで出ず苦しいときがある

食後に、げっぷが出そうで出なくて苦しくなるときがあります。こういうときはどう対処したらよいでしょうか?

女性/50代

2024/12/28

Answer

げっぷは、胃にたまりすぎた空気が逆流してくる生理現象です。食物や唾液と一緒に空気が胃に入り、胃の中の空気が増えると、げっぷとなって口から出されます。

食後の一時的な症状であれば、空気を飲み込まないよう、よく噛んでゆっくり食べることを心がけてみましょう。急いで食べたり、おしゃべりしながら食べたりすると、空気を飲み込みやすくなります。腸管内でガスを発生しやすい炭酸飲料なども、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

また、げっぷが出そうで出ないときには、胸や背中を軽く叩いてみると出ることもあります。


一方、日ごろから無意識に空気を飲み込んでしまうと、食事とは関係なくげっぷが出ることがあります。これを「空気嚥下症(呑気症)」といい、おなかの張りや腹痛などの症状を伴う場合もあります。緊張やストレスで唾液の分泌が増えたとき、唾液とともに空気を飲み込んでしまい、症状が出るケースもあります。


症状が続いてつらい場合や、おなかの張りや痛みなどの症状を伴う場合には、かかりつけの内科や消化器内科を受診して相談されることをおすすめします。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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