Question
胸部X線検査で指摘された結節影が気になる
健康診断の胸部X線検査で、昨年に続いて肺の結節影ありと指摘されました。特に再検査等の指示はありませんでしたが、気になっています。このまま様子を見ていてもよいでしょうか。
男性/50代
2024/11/28
Answer
結節影は、X線検査などで見られる、肺に小さな影が写っている所見で、おおむね3cm以下のものをいいます。影の形や性質によって疑われる所見は異なり、一般的には結核や肺炎のあとなどのほか、ごくまれに肺の腫瘍などの場合に見られます。
実際の画像で判定した健診機関でなければ、具体的な所見の詳細を説明することは難しいのですが、肺炎などの炎症のあとで結節影が指摘されることは、X線検査ではよくみられる所見です。再検査や精密検査、治療を要するとの判定でなければ、この2年間の検査の経過をみて、医師の診察を受ける必要はないとの判断かと思われます。
検査結果や所見について疑問を持たれた場合は、受診された健診機関に相談されてもよいでしょう。
また、今回の所見が心配でしたら、検診結果を持参のうえ、呼吸器内科を受診して相談されると安心です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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経過観察
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