不妊治療と仕事の両立に悩んでいる

現在、不妊治療を受けている人は増えており、働きながら治療を受ける人も増加傾向にあるといわれています。その一方、仕事と治療の両立が難しく、仕事を辞めてしまう人も少なくないようです。

厚生労働省では、仕事をしながら不妊治療を受ける人への理解を深めようと、企業への働きかけを行っています。

通院に必要な時間確保のための、半日や時間単位での休暇取得、出退時間の調整ができるフレックスタイム制、費用の助成など、さまざまな取組がありますが、企業や団体によって対応や考え方はそれぞれなのが現状です。

まずは、勤務先の制度について、もう一度、確認されるとよいでしょう。

業務や職場に支障のない範囲で、一時的な対応や、柔軟な勤務調整が必要な場面もあると思います。上司や同僚とは、日頃からコミュニケーションを取り、理解を得やすいよう、可能な範囲で状況を説明しておくと安心です。