受験を控えた子どものインフルエンザ予防接種はいつ?
年明けに受験を控えた子どもがいます。インフルエンザの予防接種を受けさせたいのですが、いつ頃、接種するのがよいでしょうか。
男性/50代
2024/11/20
インフルエンザは、例年12月~3月頃に流行し、そのピークは1月~2月頃です。通常、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種の2週間後から約5カ月程度と言われています。そのため、遅くとも12月中旬頃までには、ワクチン接種を終えておくとよいでしょう。また、受験前の勉強期間を考慮するのでしたら、もう少し早めの接種が望ましいでしょう。
インフルエンザを予防するための有効な方法として、ワクチン接種以外にも下記のことを心がけましょう。
・外出後の手洗い:
流水と石鹸で十分に手を洗いましょう。アルコール製剤による手指消毒も効果が期待できます。
・適度な湿度の保持:
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内は加湿器などを使い、湿度を50~60%に保ちましょう。
・十分な休養と栄養:
からだの抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスのよい食事による栄養摂取を心がけましょう。
・人込みは要注意:
人込みや繁華街への外出をなるべく控えましょう。やむを得ず人込みなどに行く場合は、不織布製マスクを着用し、帰宅後はうがいをしましょう。
ワクチンの供給量や接種可能な時期については、医療機関によって異なる場合があります。また、今シーズンより2歳から19歳未満の子どもには、鼻スプレータイプのワクチンを選択することも可能になりました。事前に医療機関へ確認したうえで、早めに予約することをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
関連する病気
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。