Question

鼻スプレー型インフルエンザワクチン接種は大人も可能?

今年から受けられるようになったという鼻スプレータイプのインフルエンザワクチンは、大人も受けられますか?

女性/30代

2024/10/31

Answer

鼻スプレータイプのインフルエンザワクチン(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)は、2003年に初めて米国で承認されました。

日本では長年にわたり未承認でしたが、2023年3月に製造・販売が承認され、2024/25シーズンから本格的に、接種が開始されました。


経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの接種は、2歳~19歳未満の方が対象となっています。

そのため2歳未満及び19歳以上の方が接種することは認められていません。


経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの実際の投与方法は、医師または看護師が両方の鼻腔(鼻の穴の中)に0.1mLずつを1回噴霧します。

ワクチンを接種する際に生じる注射針による痛みや苦痛が軽減されることが期待できます。また、医師が認めた場合には、ほかのワクチンとの同時接種も可能です。


経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの接種を希望する場合、事前に接種可能かどうかを医療機関に確認しましょう。また、従来の注射タイプが推奨されるケースもあるので、医師と相談して、どちらのワクチンを接種するのか選ぶことが大切です。


※2024年10月28日時点の内容です。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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