キャリアが停滞し前向きになれない

同期が次々と昇進していくなか、目標としていたキャリアが停滞し、自分だけが取り残されていると感じています。成長の機会も少なくなり、気持ちを切り替えようと思うものの、なかなか前を向けません。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
目標にしていたキャリアが停滞し、前を向けなくなっているとのこと。努力されてきたのであれば、すぐに考え方を切り替えられなかったり、先が見えないと感じるのも無理のないことと思います。
しかし、人生が長くなった現代においては、中年期以降をどのように生きるかというのは、とても大切なテーマです。相談者ご自身も「気持ちを切り替えたい」という想いがあるのであれば、その気持ちを持つこと自体が状況を変えるための第一歩になると思います。
ご自身の中では「昇格やキャリア」が一つの大きな指標になっているかと思いますが、仮に昇格をしたとしても、人は誰でも必ず仕事から一線を退くときが来るものです。もちろん目標を達成できたかどうかという点で見れば、昇格をした人とは違うと思われるかもしれませんが、もう少し大きな視野でみると、遠からず昇格した皆さんも最前線からは離れ、次の世代の方にバトンタッチをしていくでしょう。そう考えると、このテーマは昇格の有無に関わらず、誰もが向き合うべきものかもしれません。
ご相談者はお仕事以外に、何か趣味や楽しめることをお持ちでしょうか。一つの分野に邁進するのは素晴らしいことですが、第二の人生を見据えた時には、自分が前向きでいられるような場所をいくつか持っている方が、心の安定を得やすくなると思います。
もし特にそういった場がない場合、この機会に何か探してみるのも良いかもしれません。昔やっていたこと、あるいはやりたかったけれど挑戦しなかったことなどに、今から取り組んでみるのも良いと思います。自分の世界が広がることで、仕事に対する価値観も少しずつ変わってくる可能性もあるように思います。
資格の取得などは、すぐに仕事に生かされなくても、自分のスキルアップにはつながると考えたり、仕事以外の部分で充実感や達成感を得られるものを見つけたりするのも良いかもしれません。


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