Question

汗が止まらないのは放射線治療の副作用?

通院して放射線治療を行っています。時々、汗が止まらなくなるようになったのですが、これは放射線治療の影響でしょうか。

男性/50代

2024/10/19

Answer

発汗はからだのバランスを調整する自律神経が関わっており、自律神経に変化があると、汗の量が多くなったり、少なくなる症状が現れることがあります。

自律神経は意思で調節できるものではなく、生活習慣や環境、年齢、からだの状態(心身の健康面)など、多くの場合、さまざまな要因が少しずつ関連しています。


一般的に考えられる放射線治療の副作用で、汗に関連するものとしては、照射部位の皮膚炎があります。

皮膚には汗や脂を排出する、汗腺や皮脂腺が散在しています。皮膚炎の程度によっては、汗腺や皮脂腺の機能が低下し、皮膚の乾燥、かゆみ、皮膚色の変化などが現れる場合があります。


放射線治療と、汗が止まらない症状との関連については、主治医の見解が最も参考になるでしょう。

何か症状があるときは、原因がはっきりしていれば治療を行い、原因がわからなくても何らかの対処を行います。あるいは、原因がわからず、経過をみながら時間をかけて今後の対策を考えるケースもあります(この場合は、ある程度時間がかかることが多くなります)。


まずは、今回の症状についての見解を主治医に確認することをおすすめします。

主治医の見解を聞きながら、今後の対応や治療について相談されるとよいでしょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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