過敏性腸症候群と診断されたが不安
下痢をよく起こすため受診したところ、過敏性腸症候群と診断されました。ストレスも原因になるといわれ、なるべくためないように心がけていますが、仕事やプライベートがあまりうまくいっておらず、ストレスを避けきれません。また、診断がついたことでかえって病気が気になって、電車に乗ったり会議に出たりするのが怖くなってしまい、困っています。
男性/20代
2023/09/25
症状をそのままにせず、きちんと医療のサポートにつながったことはとてもよかったと思います。ご相談者は恐らく、電車の乗車時や大事な会議中に下痢が起きたらと考え、不安な気持ちが強まっているのではと思います。このような不安が募っていることをまずは主治医にお伝えください。主治医は診断をしただけではなく、症状に効く薬の処方や、過ごし方のアドバイスなどもくださったのではないでしょうか。具体的にどう対処していけばよいか、一緒に考えていただけると思います。
根本的な原因としては、ストレスも一因との指摘があったとのこと。なるべくストレスをためないようにされているのはよいことですね。ただ、日常的にストレスを避けきれていないと感じられているとのこと。生きていくうえでストレスがゼロになることはありませんが、ストレス状況をどう受け止めるか、どのようにうまく付き合っていくかという点は工夫のしがいがあるところかもしれません。
もし、ストレスとなっているものに思い当たることがあり、それが改善できるものであれば、工夫をしたり、周囲の人の助けを借りたりするなどして、改善していくとよいと思います。しかし、自分ではどうしようもないことを無理に変えようとすると、状況が改善しないばかりでなく、エネルギーを使い果たし、余計につらくなってしまうことが考えられます。後者の場合は、他のところで発散したり、気分転換したりするなどして、どう気持ちを保っていくかに重点をおかれたほうがよいでしょう。その見極めが、時に重要になることもあります。
ご自身で工夫してもうまくいかないときは、1人で頑張りすぎず、主治医や家族、友人、職場の身近な方など、周りの力も借りるようになさってくださいね。何気ない会話や気持ちに共感してもらえるだけでも、心が落ち着き、不安が和らぐこともあります。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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