子宮体がん検査の結果が不安
わずかな不正出血が排卵日の前後にあり、婦人科を受診しました。がんの可能性は薄いようでしたが、念のため子宮体がんの検査を受けることにしました。結果が出るまで1週間ほどありますが、不安でたまりません。
女性/30代
2024/07/16
一般的に排卵日前後の出血は、排卵の数日前から少量の出血が起こり、高温期が来ると止血する、問題のない「排卵期出血」の場合が多いです。
また、ほかの臓器などに病気がない場合、女性ホルモンの分泌異常も考えられます。女性ホルモンの分泌は、急激なダイエット、過労、ストレスや不規則な生活などの影響を受けるため、不正出血が起きたり、月経リズムが乱れる場合もあります。
また、不正出血はなんらかの病気の一症状として現れる場合もあり、原因疾患はさまざまです。がんの可能性を否定しておくことも、診療において重要です。
検査結果を待つ期間はどうしても悪いほうに考えてしまったり、Webなどの情報から悪いことばかりが目について、深刻に考えてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、万が一、検査結果が子宮体がんであるという診断であったとしても、現在、治療効果はほかのがんと比べて良好とされており、早期に見つければ高い確率で治癒が期待できます。
できるだけ普段どおりの規則正しい生活を送るようにして、バランスのとれた栄養、十分な休息を心がけながら、気分転換を図ったり、好きなことや趣味に気持ちを集中させたりしながら過ごされることをおすすめします。
会話することで気持ちが落ち着くようでしたら、家族や友人など安心して話すことができる信頼ある人に、気持ちを聞いてもらってもよいかと思います。
そして、検査や治療に関する不安や心配事があるなら、主治医へ遠慮なく相談するとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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