Question

子どもの扁桃摘出とアデノイド切除について

耳鼻咽喉科での、口蓋扁桃の摘出、アデノイドの切除、鼓膜チューブ挿入の治療について相談です。小学校低学年の子どもの場合、口蓋扁桃摘出とアデノイド切除を同時に行っても大丈夫でしょうか? レーザー治療もあると聞きますが安全性や効果はどうなのでしょうか?

女性/40代

2024/06/30

Answer

口蓋扁桃摘出術は、さまざまな病気の治療で行われます。診断名が不明のため、一般的な回答としてお答えいたします。


通常、アデノイド(咽頭扁桃)の肥大は生理的に、小学校の入学前後にピークとなります。口蓋扁桃(扁桃)の肥大は、それよりやや遅れてピークとなります。アデノイドや口蓋扁桃の肥大があると、滲出性中耳炎副鼻腔炎などの原因になります。

アデノイドや口蓋扁桃の肥大の外科治療では、アデノイド切除術・口蓋扁桃摘出術を同時に行うことがあります。また、滲出性中耳炎では、鼓膜チューブ挿入が外来治療で行われます。


最近、レーザーを用いた扁桃腺切除やアデノイド切除の施術数が増えています。メリットは、安全性が高く、入院の必要がないことです。具体的には、 痛みが少ない、局所麻酔で行える、レーザーの作用で出血が少ない、手術時間が約15分と短い、声が変わる心配がないことなどが挙げられます。

不安なことがありましたら、今、受診をされている耳鼻咽喉科でレーザー治療について質問してみるとよいでしょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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