足のうおのめが痛む
足の裏にうおのめができて痛みます。これまで何度か皮膚科に行き削ってもらいましたが、くり返しできてなかなか直りません。何かよい方法はないですか。
男性/40代
2021/12/21
うおのめは足の裏や足の指などにできる硬い皮膚病変で、鶏の目、魚の目のような芯が見えるので専門用語では鶏目(けいがん)、俗にうおのめと呼ばれています。うおのめは特定の場所の皮膚への慢性刺激が原因で起こるので、窮屈な靴、足の変形、歩き方の異常、長時間の歩行などで生じます。
予防に関しては、足を圧迫する原因を見つけて、可能な限り取り除くことが大切です。圧迫の原因を取り除かない限り、一度治っても再発することが多く、治療を続けてもなかなか治らないことにもつながります。
治療では、まず歩行時の激しい痛みをとるために、肥厚した角質をカミソリなどで切削して痛みの原因であるくさび状に食い込んだ角質を除去する処置が行われます。病変部がかなり硬い場合は病変部と同じ大きさか、やや小さめに切ったサリチル酸含有ばんそうこうを数日間貼り、角質を軟らかくした後に削り取ります。
サリチル酸含有ばんそうこうが大きすぎたりずれたりすると、周囲の正常な皮膚を傷つけることがあるので注意が必要です。また、市販の穴あきパッドなどで局所の刺激を少なくすることも痛みの緩和や再発予防に有効です。
不適切な靴が原因になっていることも多いので、靴の専門家に相談をして自分にあった靴を選ぶことや、角質軟化剤や保湿剤で普段から皮膚のケアを行うことも大切です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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