抑肝散の効果は?

2024/06/10
最近、高齢の父の「被害妄想」や「物盗られ妄想」が強くなり、病院を受診し相談したところ、漢方薬の「抑肝散」を処方してもらいました。この漢方薬は、こういった症状の改善に効果があるのでしょうか? また、効果が出るまでにどのくらいかかりますか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
被害妄想や物盗られ妄想などの症状があるご家族に、漢方薬が処方されたのですね。医師は、患者さんの体調や体質に合わせて薬を処方していますので、ここでは、「抑肝散」の一般的な効能、副作用などについて回答させていただきます。
「抑肝散」の効能、効果は、虚弱体質で神経が高ぶるものの次の諸症:神経症、不眠症となっていますが、近年、認知症治療に漢方薬の効果が注目されています。
抑肝散は認知症に伴う症状である幻覚、興奮・攻撃性、焦燥感・易刺激性、異常行動などを和らげることが期待できるようです。
また、漢方薬はその方の体質や症状などを総合的にみながら処方され、自然の生薬を使用し、通常は二種類以上の生薬が含まれているため、複数の症状に効果が期待できます。種類にもよりますが、効き目が穏やかなものが多いようです。
さらに、個人が元々持っている体質を漢方で変えるのは時がかかるとされており、1、2週間で効果を感じるものもあれば、薬が合う人であれば数日で効果を感じることもあります。薬によっても異なるようですが、1カ月ほどで症状変化が見られる場合が多いようです。
くわしくは、主治医にご確認されるとよいでしょう。


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