体調不良で体重が減り生理が止まっている…

意図せず体重が短期間で5kg以上ないしは10％以上減少している場合は、何らかの疾患（例えば糖尿病、甲状腺疾患、膠原病、感染症、消化器疾患その他）の可能性を考え、医師の判断により、血液検査、尿検査、便検査、X線検査、超音波検査、CTなどを行うことがすすめられます。

また、月経（生理）がこないといった月経不順には、ホルモンの分泌が関わっており、体重変化、心身のストレス、過労、偏った食事、睡眠不足やちょっとした環境や生活リズムの変化により変調をきたしやすく、月経量の減少や周期の乱れの原因となることもあります。

受診の目安として、3カ月以上月経がない場合には、婦人科受診をおすすめしております。

まずは婦人科を受診し、医師に月経がとまっている状況を伝えて、必要に応じて内科への再受診についてもご相談されるとよいでしょう。特に婦人科は一度の受診で治るわけではなく、数カ月ごとの経過で徐々に月経周期の改善が期待されます。体調を回復し、後戻りせずに健康を維持していけるよう、医師に経過をみてもらうと安心です。