慢性腎臓病の減塩のコツ
慢性腎臓病(CKD)と診断され、服薬治療中です。あわせて食事療法をするように言われていますが、塩分はどのように控えたらいいでしょうか?
男性/50代
2024/05/23
慢性腎臓病(CKD)の日々の食事管理は、疑問に思うことや実践・継続が難しいことも多く、苦労されることもあるでしょう。特に塩分に気をつけることが重要で、減塩調味料を選ぶのも一つの方法です。
以下に減塩ポイントをご紹介します。すでに実践されていることもあるとは思いますが、参考にしてみてください。
●料理をつくるとき
・調味料は目分量ではなく「きちんと量る」こと
・これまでよりも薄味を心がけ、下味はつけないようにする
・献立のなかで1品は好みの味つけにするなど、メリハリをつける
・だしをきかせて、塩やしょうゆは控えめに。ただしインスタントのだしの素は食塩量が多いので注意する
・塩やしょうゆの代りに、香辛料やしそ、しょうがなどの香味野菜、レモンや酢などの酸味を利用する
・旬の新鮮な素材を使う
・塩分が多い加工食品(干物、水産練り製品、塩蔵品、缶詰、ハム・ソーセージなど)は、控える
・減塩食品を利用してもよい。
●食べるとき
・塩やしょうゆ、ソースなどの調味料をすぐに料理にかけない
・漬けもの、佃煮、塩辛などは控えめに
・みそ汁は塩分が多いため、1日1杯にする
・量を調節できる、あるいは少量しか出ない調味料用の減塩グッズなどを使うのもおすすめ
●外食をするとき
・めん類の汁、定食の漬物は残す
・しょうゆ、ソース類は、できるだけ使わない
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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