生理の前後も、ひどくだるくて眠い
以前はそうでもありませんでしたが、10~20代の頃よりも、生理のときだけでなく生理前や後にも強い倦怠感があり、眠くてたまらなくなります。
女性/30代
2024/05/14
月経(生理)前にご相談のような症状が現れるものを「月経前症候群(PMS)」、月経後に現れるものを「月経後症候群」とよんでいます。どちらも女性ホルモンの変動によって起こると考えられています。
PMSの症状は、身体症状、精神症状を含めてさまざまで、月経予定日の1週間前から起こり月経が開始すると消失していく、という経過が多いです。しかし、月経2週間前から症状が始まる人や、月経が終了するまで症状が続く人など、個人差があります。
また、月経終了の頃から起こる月経後症候群でもPMSと同じような症状が現れますが、個人差が大きく、月経が終わってから1週間程度続く人もいます。
疲れがたまっているとより症状が強くなるため、特に月経前には心身の疲労を避けることです。
少しでも症状を軽減するために、以下のようなことを実践してみましょう。
・疲労の解消に自分が心地良いと思えるリラクゼーション法(アロマセラピーやマッサージなど)を探してみましょう。
・日ごろからバランスよい食事を心がけ、カフェインの多いものやアルコール摂取を控えるようにしましょう。
・経血量が多いときには、鉄分を多く含む食材を積極的にとりいれましょう。貧血がほかの症状の引き金になることもあるからです。
・軽いウォーキングやジョギング、サイクリングなど、適度な運動でからだをほぐし、血行の改善を図ることも有効です。
・症状が強いときには、無理せず、仕事や家事を調整して、じゅうぶんな休養と睡眠をとりましょう。
セルフケアで症状が改善せず、生活に支障をきたすような場合には、婦人科を受診することをおすすめします。薬を用いた改善法もあり、セルフケアとあわせて、適切な治療法を提案してもらえるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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