麻疹(はしか)が流行中。妊婦はワクチン接種ができず不安
妊娠初期の妊婦です。麻疹が流行し、空気感染でも感染するということをニュースで見てとても不安です。妊娠中は予防接種を打つことはできないと聞いたことがありますが、どのように予防すべきでしょうか?
女性/30代
2024/04/04
麻疹(はしか)の感染経路には空気感染もあり、感染力が非常に強いのが特徴です。
妊娠中に麻疹に感染すると重症化や合併症を引き起こす可能性があります。また、流産や早産のリスクも高まるようです。
麻疹の感染が拡大しているため、ご自身への感染やおなかの赤ちゃんへの影響がご心配のことと思います。
麻疹のもっとも有効な予防法は予防接種ですが、ご相談にあるとおり、麻疹の予防接種は妊娠中に打つことができません。
そのため、ご自身でできる感染対策としては、可能な限り人ごみを避け、外出を控えることです。外出される際には、必ずマスクを装着しましょう。
また、同居しているご家族が麻疹にかかったことがあるか、麻疹の予防接種を受けたことがあるかを確認しましょう。どちらもない場合には、抗体を持っていないため、早めに予防接種を受けてもらうようにしましょう。ご家庭内での感染リスクを取り除くことも、予防法として大切です。
もしご相談者が、麻疹にかかったことがない(抗体を持っていない)場合は、出産後、早めにワクチンを接種されることをお勧めします。
麻疹は、かぜ症状が現れた後に高熱と発疹が出ます。麻疹に感染したかどうか気がかりな症状が現れた際には、早めに医療機関を受診し、医師の診察を受けるようにしましょう。
※2024年4月4日時点の内容です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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