喫煙しながらの飲酒がよくない理由

長年、たばこを吸っていると動脈硬化を起こしやすくなりますが、動脈硬化は、心筋梗塞など、虚血性疾患の危険因子です。米国での研究によれば、喫煙者の虚血性疾患や心筋梗塞の発症リスクは、非喫煙者の２～３倍で、突然死は５～10倍になっています。

加えて、お酒に含まれるアルコールは、血圧を上げ、高血圧症の原因になると考えられています。そのため、たばこを吸いながらの飲酒は、心臓にとても大きな負担をかけてしまうのです。