Question

かぜといわれた後、インフルエンザと診断された

せきやだるさなどの症状がみられ、受診するとかぜと言われました。しかし数日経ってもせきがひどく、熱も出たので再度受診したところ、インフルエンザと診断されました。最初からかぜではなく、インフルエンザだったのでしょうか? 現在、熱は下がったものの、せきは続いていてつらいです。

女性/20代

2023/09/16

Answer

インフルエンザの診断は、迅速診断キットを用いた抗原検査(A型かB型のインフルエンザを診断)で行うことが一般的です。ただし、この検査はインフルエンザに現在感染しているかどうかを確認するもので、残念ながら、インフルエンザに感染してからの日数まではわかりません。


また、通常はこの検査の前に医師が問診や診察を行い、発症時の状況や症状の特徴からインフルエンザの可能性があるかどうかを判断します。インフルエンザは急な高熱で始まることが多いといわれています。このような診断方法から、おそらく担当医は、最初はかぜ、その後の発熱によってインフルエンザと判断されたのだと思います。


せきの症状が長引く場合、まずはインフルエンザの治療を受けた医療機関で再度相談いただくことをおすすめします。再受診の目安は、服用中の薬(せき止めなど)があれば、その薬がなくなるころでよいでしょう。なお、薬が残っていても、せきが出て眠れない、または症状が悪化している場合は、早めの受診をおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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