Question

がんの再発の不安で憂うつ

がんの治療を終え、仕事に復帰して経過観察中です。ただ、常に再発・転移などの不安が強くあります。最近は夜中に目が覚めたり、動悸がすることも。次の受診で検査結果を聞くのがこわく、憂うつです。

女性/30代

2023/08/17

Answer

まずは仕事に復帰できるまでに回復されて、本当によかったですね。治療の過程では、心身ともに大変苦しい時期もあったことと思います。それを乗り越えるには強い忍耐力や努力も要したことでしょう。頑張ったご自身を十分にねぎらってあげてくださいね。


ご相談者はまだ若く、この先の長い将来を考えて、再発や転移を恐れるのは当然のことですよね。検査結果を聞くのがこわいという気持ちも十分に理解できます。同じ状況であれば、誰もが抱える不安であると思います。ご自身がこれからの人生を前向きに生き生きと過ごすためにも、自分なりの不安との付き合い方を見つけていけるとよいですよね。

一般的に私たちは、よく分からないことに対して不安を抱きやすいものです。特に自分の健康や命に関わるものであれば、なおさらですよね。それを完全に払しょくするのは難しいですが、不安の正体を少しはっきりさせてみると、捉え方が変わる場合もあると思います。


がんに関しては、種類や部位、進行度などによっても、再発や転移の発生率が異なるので、まずは主治医と十分に話し合い、ご自身の状態を正確に理解することも大切になるでしょう。過剰な不安は心身にも悪影響を与えますが、正しく恐れるのは悪いことではありません。

ただ、それでもやはり恐怖感や憂うつ感に襲われることもあるでしょう。そのような時には、無理にそういった感情を排除しないようにして、いったん受け止めてみるのも1つの方法です。「私は怖さや不安を感じている。でもそれは当たり前の自然な感情なんだ」と客観的に捉えることによって、少し冷静になれることもあります。その上で、今自分がやるべきことに気持ちを移して、日々の生活や仕事などを淡々とこなす、趣味など好きなことに没頭してみるなどもよいでしょう。


また、誰かに話すことで、気持ちが楽になったり、新しい視点に気づけたりすることもあります。家族や友人など信頼できる身近な人、患者会など同じような思いを共有できる場、病院の相談室、がん相談支援センターなどの専門相談員など、いろいろな相談の場があるので、1人で抱えないようにしてください。

不安はあっても、できるだけ「今」に目を向けて、ご自身が笑顔になれるようなことにエネルギーを注いでみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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