悩みは感じていないものの寝つきがよくない
社会人1年目です。仕事は楽しいと感じており、職場の人間関係も良好なものの、寝つきが悪く、なかなか眠れません。最近は寝不足で体調も万全ではない状況です。対処法を教えてください。
男性/20代
2023/08/08
寝つきが悪くなる入眠障害の原因としては、睡眠環境(寝室の室温や明るさ、音など)の問題、生活リズムの乱れ(時差などによる体内リズムの乱れ)、不安や緊張などの精神的な問題、からだや心の病気・不調によるものなどが挙げられます。
就職してしばらくの間は、楽しく過ごせていたとしても、環境の変化により、何かしらのストレスがかかっている状況が予測されます。また、睡眠時間が極端に短くなると、心身のさまざまな不調が現れることもあります。
睡眠に関する問題への対処法は、まず不眠の原因を探り、それを取り除くことですが、自分なりに工夫することも効果的です。よい睡眠を得るための工夫やコツを以下にまとめたので、よろしければ参考になさってください。また、一般的に、不眠の症状が2週間以上続く場合や、不眠によりからだの不調がある時、日常生活に支障が出てきた際などは、受診を検討したほうがよいといわれています。その場合は、心療内科や睡眠専門のクリニックを受診されるとよいでしょう。
【よい睡眠を得るためのコツ】
●平日・休日にかかわらず、就寝・起床時間を一定にすることで体内リズムが整います。
●太陽光は体内時計を調整する働きがあります。起床したらカーテンを開けて日光を浴びましょう。
●適度な運動は心地よい眠りを生み出してくれます。激しい運動はかえって寝つきを悪くしてしまうため、昼間の散歩や入浴後の軽いストレッチなどが効果的です。
●睡眠前に副交感神経を活発にさせることがよい眠りのコツです。夜はぬるめのお風呂に入り、好きな音楽や読書などでリラックスを。夕食後はカフェイン入りの飲み物はできるだけ控えましょう。
●就寝の1~2時間前からはパソコンやスマートフォンなどを見ることを控え、照明を落とすなど、睡眠の環境を整えましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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