受診後も続く背中の強い痛み
先週から肩甲骨の下が痛くなり、腕を動かすと激痛が走るため、整形外科で鎮痛剤と湿布を処方してもらいました。検査では骨に異常はないとのこと。その後は徐々に回復へ向かっていたところ、突然症状がぶり返し、今度は深呼吸をすると胸が痛くなります。整形外科に通い続けてよいのか、骨に問題がなければ他科で診てもらうべきか迷っています。
女性/40代
2023/07/13
肩甲骨付近が痛む原因として、筋肉や骨など整形外科領域の疾患が多く挙げられます。問診で痛みの出方や特徴について確認し、X線検査などで骨に異常がないと判断できた場合には、鎮痛剤や湿布などを用いながら経過を観察するのが一般的です。もしも症状に変化があれば、その特徴からほかの原因を追及していくことになるでしょう。
今回も同様に、整形外科の受診後に経過をみていたとのこと。その過程で深呼吸時の痛みが現れたようですが、せきや呼吸に関連する症状の場合は、肺など呼吸器系疾患の可能性が考えられます。また、深呼吸、せき、くしゃみ、からだの動きなどが引き金となり、神経痛や圧迫感が生じることもあります。
ご相談者の場合は、整形外科で骨に異常がないことが確認できているため、内科または呼吸器科の受診をおすすめします。もし内科的にも問題がなければ、再度かかりつけの整形外科を受診して経過について主治医と相談するとよいでしょう。
なお受診の際は、医師に状況をよく理解してもらえるよう「いつから」「どんなふうに」「どの程度」「どのくらいの間に、どのくらいの時間続くか」「どのような状況で」「症状を軽くする、または悪くする因子はあるか」「主症状に伴う別の症状があるか」など詳細を伝えるようにしましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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