Question

子どものものもらいが改善しない

1歳の娘の目に、ものもらいができたので、眼科を受診したところ、目には異常がないといわれ、点眼薬の処方と目を温めるようにいわれました。現在、2週間を経過しましたが、治る気配がありません。このまま治療を続けていれば治るのでしょうか? 再度受診すべきでしょうか?

女性/20代

2023/06/26

Answer

お子さんが「ものもらい」と診断されて治療を受けているものの、治る気配がないのとのこと。

「ものもらい」の正式な名称は「麦粒腫(外麦粒腫)」といい、涙や汗を分泌するまぶたの腺などに細菌が感染して起こる化膿性の炎症です。まぶたの一部が赤く腫れて痛みやかゆみを伴います。


症状の程度により、抗菌薬の内服、点眼薬、眼軟膏などで治療します。まれに腫れた部分が自然に破れてうみが出ることもありますが、化膿が進む場合には、うみをもった点を切開してうみを出します。また、まぶたを温めることで症状の改善を促すこともあります。目を強くこすったり無理にうみを出そうとしたりすると、炎症が悪化するため注意が必要です。


処方された点眼薬や眼軟膏を使用しても痛みや腫れが引かない場合は、炎症が強かったり、周囲に広がったりしている可能性もあるため、再受診をおすすめします。これからも温めたほうがよいかは症状により異なるので、今後の治療方針や家庭での対処法について、主治医へよく相談するとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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ものもらい
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眼科
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