便秘で残便感があり、毎回スッキリしない

便秘で悩んでいます。排便はあるのですが、毎回スッキリしません。時々めまいもあります。就寝前に乳酸菌飲料を飲み、起床時にはコップ1杯の水を飲み、食事では毎食野菜をとるなど、気をつけているのですが、改善されません。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
便秘には、環境や生活習慣の変化による一時的なもの、運動量や食事量が減って腸の動きが弱まっているもの、肛門痛などがあり排便を我慢した結果のもの、腸に病気があって便が腸を通過できないものなど、さまざまな原因があります。
ご相談者の場合、排便に伴って時々めまいがあるということで、一度かかりつけ医、あるいは消化器内科を受診し、大腸などに病気が隠れていないか、検査をしてもらうことをおすすめします。
生活のなかで便秘を防ぐ工夫をされていること以外に、実践していただきたいことを以下に挙げるので、試してみてください。
●十分な水分を摂取する
●便通をよくする食材をとる
軟らかい繊維質に富む、新鮮な野菜や果物、煮豆などを積極的にとりましょう。海草、こんにゃく、寒天類は腸に刺激を与え、便通を促します。また、ハチミツや水あめの糖質は便を軟らかくする作用があります。ヨーグルトや納豆などの発酵食品、オリゴ糖など、腸内細菌叢に働きかけて、腸内環境を整える作用をもつ食材をとり入れましょう。ご相談者は、就寝前の乳酸菌飲料、起床時の水をとっておられ、この習慣はぜひ続けてくださいね。
●排便を習慣づける
便意を我慢しない、朝食後に必ずトイレに行くなど、トイレにまつわる行為を習慣づけるのも、便秘予防につながります。
●適度な運動で腸管の動きを活性化する
排便の際に必要な腹圧を高めるため、腹筋運動や腹式呼吸を行うこともいいでしょう。こうした運動は腸管機能を改善し、便秘の改善につながります。温水洗浄便座で排便前に温かい水流で肛門をマッサージすることで排泄が促されることもあります。
●ストレスを上手に解消
ストレスなど、心理的な要因が関係することもあります。体調がすぐれないときは、ゆっくりする時間をつくったり、睡眠時間を確保するなど、生活スタイルを見直すことも大切です。


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