Question
知覚過敏で歯が染みる
以前、歯科で歯ぐきが下がったことによる知覚過敏の治療を受けたのですが、最近また歯が染みるようになり、痛みもあります。歯と歯ぐきの境目が一部黒っぽくなって、汚れかむし歯か判断がつかないこともあり、再度受診するか迷っています。
女性/40代
2023/06/01
Answer
一般的に、知覚過敏の症状が強かったり継続したりしている場合は、歯科での治療がすすめられます。
通常、歯の表面はエナメル質で覆われており、冷たいものを食べても痛みを感じることはありません。しかし、歯ぐき(歯肉)よりも下の歯根部は、エナメル質で覆われておらず、象牙質です。さまざまな原因で象牙質の部分が露出し、そこに刺激が加わると、内部の神経に伝達され、痛みを感じます。
象牙質は、酸に溶けやすいため、歯肉が下がると、知覚過敏が起きやすくなるだけでなく、むし歯にもなりやすいといわれています。
歯の汚れは、コーヒーなどの飲食や喫煙に由来するもの、色素を産出する細菌によるもの、化学物質や金属によるものなどがあります。汚れなのか、細菌によるむし歯の初期の色素沈着なのかは、歯科医でないと判断が難しいでしょう。
特に歯と歯肉との境目や、象牙質が露出している部分はむし歯のもとであるプラーク(歯垢)が付着し、歯磨きでも除去しにくい場所です。その部分に、色素沈着やむし歯が発生することもあります。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
歯科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。