Question

出産後、かぜをひくことが増えた

昨年の出産後、体質が変わったのか、よくかぜをひいたり発熱したりするようになりました。こうした変化はよくあることなのでしょうか? 免疫力を高めるため、ヨーグルトやサプリメントを毎日摂取していますが、ほかにできることはありますか?

女性/20代

2023/05/11

Answer

出産後にかぜをひくことなどが増え、免疫力を高めるために食事の工夫をするなどの取り組みをされているのですね。

出産後のからだの変化については、一般的には妊娠・出産後は個人差がありますが、女性ホルモンの分泌の変化などにより、その前後でからだの変化を自覚することは多くあるようです。女性にとって、妊娠・出産は健康の面でも節目になりやすいようです。ご相談者がかぜなどの症状を起こしやすい背景には、このようなからだの変化と、育児で忙しく過ごしているなど、さまざまなからだへの負担となる要因が重なり、その結果として症状が起こるのではないかと考えます。


免疫は、各々に備わっているからだの防御機能なので個人差があり、個人の工夫などの経験がほかの人にも同じように効果が現れるとは限りません。どの食品にも長所がありますが、私たちのからだに必要な栄養が完全にとれる食品は単体としてはなく、多様な食品を組み合わせてバランスのよい食事をとることが免疫を低下させないことや健康の維持・増進につながるでしょう。


当たり前のことですが、毎日の食事はとても大切です。主食・主菜・副菜がそろった食事を3食とる、食べすぎず腹八分目を守るなどを続けましょう。今、行っていることは効果がないとは言い切れず、よい影響を与えているとも考えられるので、負担がなければ適切な量の摂取を継続してもよいのではないでしょうか。


以下、参考までに、免疫力を高めるために効果的な栄養素を紹介します。

●ビタミン類……肌荒れや口内炎、口角炎などは免疫力低下のサインの1つ。これらはビタミン類の不足時にもみられる

〈ビタミンA〉皮膚や粘膜を強くする。にんじん・モロヘイヤ・ニラ・小松菜・かぼちゃ・春菊・しその葉・ほうれん草などに多く含まれる

〈ビタミンB6〉免疫細胞そのものに直接関係して、不足すると免疫力が低下する。鶏むね肉・牛レバー・鶏レバー・かつお・まぐろ・さけ・さんま・いわしなどに多く含まれる

〈ビタミンC〉ウイルスを食べるマクロファージやNK細胞を活性化するという報告がある。柿・ブロッコリー・赤ピーマン・煎茶・かんきつ類・にがうりなどに多く含まれる

〈ビタミンE〉抗体をつくるリンパ球、B細胞を増殖させ、抗体をつくる能力を向上させる。うなぎの蒲焼・筋子・アーモンド・落花生・かぼちゃ・大豆などに多く含まれる

※また野菜には、ファイトケミカルと呼ばれる植物性化学物質(緑茶のカテキン、トマトのリコピンなど)を含むものが多くあり、抗酸化作用、抗がん作用があるといわれている

●プロバイオティクス……生きたまま腸に届き、腸内環境を整えて人体によい影響を及ぼす微生物のこと。腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整え、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌などがある。ヨーグルト、納豆、みそ、しょう油、漬け物などの発酵食品に多く含まれる

●きのこ類……きのこ類に含まれるグルカンという多糖体には、NK細胞やマクロファージを活性化する働きがある

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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