Question

頸椎椎間板ヘルニアの今後の経過に不安…

先日、整形外科で頸椎椎間板ヘルニアと診断されました。一時的に痛みは軽減したものの、ぶり返してしまい心配です。主治医があまり話を聞いてくれず、質問などもしにくい雰囲気のため、今後の経過に余計に不安が残ります。

男性/30代

2023/05/02

Answer

椎間板ヘルニアとは、背骨をつなぎクッションの役割をしている椎間板の一部が本来あるべき場所から飛び出し(ヘルニア)、神経を圧迫することでひきおこされます。ヘルニアが首に生じた状態を「頸椎椎間板ヘルニア」といい、症状はさまざまですが一般的には首や手の痛み、しびれ、筋力の低下などを伴います。


頸椎椎間板ヘルニアの治療は、症状を和らげる「保存的治療」が一般的です。痛みが強い時期には安静にし、コルセット、消炎鎮痛剤の使用、神経ブロックなどによる痛みの緩和が用いられるほか、牽引療法、運動療法なども行われます。症状の程度で治療法が異なるため、医師の指示に従うとよいでしょう。通常、痛みのピークは1カ月前後といわれ、保存的治療中の数カ月のうちに改善する経過をとります。

一方、保存的治療を受けても症状が悪化する、日常生活に支障をきたすほど強い症状が現れる場合には手術が検討されます。また、それほど多くはないものの経過をみている時期に再発するケースもあるようです。いずれにせよ、基本的には痛みなどの症状があっても無理のない範囲での活動をするよう、すすめられています。


また、ご相談者は主治医との意思疎通について負担を感じているように思われます。ご相談者の病状の程度を把握している主治医とは、今後の治療や経過の見方についてよく確認していけると安心だと思います。質問があれば、1度の診察で聞きたいことを2~3つに絞ってメモなどにまとめておく、医師の説明でわからなかったことは看護師に尋ねるなど、状況に応じた工夫をしてみるとよいでしょう。


頸椎椎間板ヘルニアの日常生活での注意点とセルフケアを紹介します。主治医と相談のうえ、適切な方法を取り入れてみましょう。

●頸椎を後方、斜め後方へ反らせる姿勢を避ける……腹ばいで本を読む、首を激しく回すなどの姿勢は腕や手の痛みを招きやすい

●からだを冷やさない……冷えは血流の悪化を招き、痛みの原因となる。入浴では40℃くらいの湯に浸かるほか、痛みが強くないときには市販のホットパックなどで温めるのも有効

●規則正しい生活と休息を心がける……睡眠不足や食生活の乱れによって体調が崩れると、症状を誘発することがある。痛みがある程度落ち着いたら、医師の指示のもと適度な運動をするのもよい

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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