WEB版

足の甲の痛み。痛風では?

男性/40代
2023/04/09

半月ほど前から、右足の甲に痛みを感じます。痛みは強くはないものの、腫れているようにも見えます。ここ3年間の尿酸値は基準値内で推移しており、このまま放置しても大丈夫でしょうか?

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

右足の甲に腫れと痛みが現れ、痛風ではないかとお考えなのですね。

痛風は「高尿酸血症」といい、血液の尿酸値が高い状態が長く続くことで、過剰になった尿酸が結晶化して足指などの関節に沈着し、痛みや腫れの発作をひきおこす病気です。


ご相談者のここ3年間の尿酸値は正常範囲内を推移しているとのことで、高尿酸血症とは考えにくく、足の痛みも痛風発作によるものではないと思われます。

足には細い骨や小さな軟骨が多数あり、骨や筋肉をつないでいる靱帯や関節を包んでいる関節包、関節包の内側の滑膜など、複数の組織で構成されています。足の甲は歩行時に体重の荷重がかかるためにそれらが損傷を受け、痛みや腫れが起こることがあります。また、足の甲はむくみが出やすい場所でもあります。


ご相談者の場合、整形外科的な原因の可能性が考えられます。一度、整形外科を受診して、痛みと腫れの原因を特定することをおすすめします。

Xで送る
LINEで送る
Facebookで送る
URLをコピー
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。