Question

アルコール依存症ならずっと断酒するしかない?

ここ数年、飲みたい衝動を抑えられずに深酒をしたり、休日に昼間から飲むことが増え、アルコール依存症に近い状態ではと思っています。健康に害のない飲み方に戻し、この先も好きなお酒を楽しみたいのですが、すでに依存症になっていたら、この先ずっと断酒するしかないのでしょうか?

男性/30代

2023/03/13

Answer

アルコール依存症を疑って、今後もお酒を楽しめるように現状を改善したいと考えていらっしゃるのですね。ここでは、アルコール依存症の治療の概要と、断酒の継続期間についてご説明します。


アルコール依存症の方は、お酒を飲みたい欲求がとても強く、その欲求を自分で抑えられない依存状態になっています。また、お酒を飲むことをやめてしまうと、さまざまな離脱症状に悩まされます。この状態から回復するためには継続的な断酒が必要となり、以下のような治療もあわせて行われます。

●断酒の開始とともに、合併症や離脱症状への対処・治療(断酒して症状が落ち着くまでには約3週間かかるといわれています)

●良好な状態を維持していくための心理社会的治療(酒害教育、個別・集団での精神療法、自助グループへの参加など)


治療にあたっては、入院治療を選択されることが多く、安定した日常生活を送ることができるようになるまでには、数年かかるといわれています。さまざまな支えを受けながら、断酒を長期的に継続していくことが必要なようです。心身の状態が比較的安定していて、医師の指示のもと、ご本人や家族の力で生活改善をしていくことができる場合には、外来治療が行われることもあります。


アルコール依存症の治療は、ご本人がしっかりと自身の問題と向き合うことが大切で、そのためには外部の力を借りることも重要です。専門家(医師)へ相談することで、問題の正しい解決方法や適切な対処法を教えてもらうことができます。医師に相談する際には、現在の自分の行動や不安なこと、将来どうなりたいか(今後の生き方)などを正直に伝えるとよいでしょう。

また、断酒会や自助グループに参加すると、悩みの共有や自身を見つめ直すことができ、治療意欲が高まったり、断酒継続の支えになるといわれています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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