寝る前にいろいろ考えがちでよく眠れない

2023/02/23
最近、寝る前に、仕事や人間関係のことなどについていろいろ考えてしまってなかなか眠れず、夜中に何度か起きてしまいます。どうしたら質のよい睡眠がとれるでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
一般的に、質のよい睡眠をとるためには、環境調整と生活習慣の調整が必要といわれています。環境調整としては、寝室を快適と感じる温度にし、寝る1時間前には、テレビやスマートフォンなどの使用を避け、目を休ませましょう。明るい画面を見続けると、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制するといわれています。温めたタオルなどをまぶたに乗せると、副交感神経が刺激されリラックスできます。
生活習慣の調整としては、適度に太陽の光を浴び、軽い運動をすることが効果的です。また、休日と平日で起きる時間が不規則にならないよう、規則的な生活を心がけ、寝る前3時間ぐらいは食べすぎやアルコール、カフェインが入ったコーヒーなどは避けたほうがよいでしょう。
これらのセルフケアを行ってもなかなか眠れない場合は、眠れない原因やどのくらい眠れない状態が続き、そのことでからだにほかの症状があるのかといった点でも異なってきます。
寝てもたびたび夜中に目が覚める、いったん目が覚めるとなかなか寝つけないという症状は、心配ごとや気になることがあるときによくみられます。また、眠れないだけでなく、食欲が落ちた、気分が晴れないなどほかの症状があり、2週間以上も続く場合は、別の病気が原因となっていないかを確認し、それに対して必要な治療を行います。


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