Question

「血色素量」が精密検査のときに考えられる病気

健康診断の結果、血色素量の精密検査が必要といわれました。どんな病気の可能性がありますか? 何科でどのような検査を受けたらよいのでしょうか?

女性/40代

2023/01/31

Answer

血色素(ヘモグロビン)は、赤血球の成分の1つで、ヘモグロビンの鉄と酸素が結合することによって、全身に酸素を運ぶ働きをしています。基準値より減少すると貧血が心配され、増加すると真性多血症などが心配されます。

貧血の中で最も多いのは鉄欠乏性貧血です。原因として胃・十二指腸潰瘍など消化管からの出血、鉄分の不足や血液疾患などが原因となることがあります。一般的に、貧血や血液疾患が疑われる場合は、血液検査で評価します。胃・十二指腸潰瘍など消化管からの出血が疑われる場合は、内視鏡検査が必要になることもあります。

真性赤血球増加症(真性多血症)は発生頻度が少ない疾患で、まだ原因はわかっていません。基本的には無症状で、健康診断などで偶然発見されることが多いようです。しかし病気が進行すると、頭痛やめまいなどの自覚症状が出たり、高血圧や血栓症を誘発することもあります。真性多血症が疑われる場合は、血液検査で評価します。


一般的に、血液検査のデータは、過労や睡眠不足といった検査を受けたときの体調に左右されやすい場合があり、食事の内容や服用している薬の影響を受けることも少なくありません。したがって、一度の検査結果だけで異常があるかの判断はできず、他の検査結果や診察なども参考にして総合的に診断されます。こうした精密検査は内科で受けることが可能なので、まずはお近くの内科を受診されることをおすすめいたします。かかりつけ医があれば、そちらにご相談ください。もしも専門医への受診が必要な場合は、診察した医師から適切な医療機関を紹介していただけるでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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