Question

歩行時の足の裏の痛み。何科を受診?

歩行時に左右の足の裏が痛みます。痛みが続いたときには、痛みが起こらないような歩き方になっていたために、側面にタコができました。なぜ痛みが起こるのでしょうか? 立ち作業がメインの仕事なのでそれが関係しているのか、原因を調べたく、何科にかかればよいでしょうか?

男性/50代

2023/01/27

Answer

一般的に足の痛みは、骨、筋肉に原因があるものや、血管に関連して起こるものなど、さまざまな原因が考えられます。

骨や筋肉、関節の周囲には、骨をつないでいる靱帯と呼ばれる線維、関節を包んでいる関節包、関節包の内側にある薄い滑膜などがあり、複数の組織で構成されています。歩きすぎやスポーツなどで酷使すると、これらの運動器に障害が起こることがあります。

また、血管に原因がある場合は、痛みのほかにしびれや冷感、皮膚の血の気がなくなったり、脈が触れなくなるなどの症状が現れることがあります。


ご相談にあるような長引く足の裏の痛みを起こす疾患として、最も患者数が多いのは足底筋膜炎(足底腱膜炎)です。これは足の裏にある足底腱膜が炎症を起こす病気です。立ち仕事やスポーツで足の裏に強い負担が継続してかかることで起こり、かかとを中心に痛みが現れます。過度な負担のほかに、高齢者では老化によって足底腱膜の線維が弱くなることも原因として考えられます。

いずれにしても、受診して、痛みの原因を診断してもらってください。受診する科としては、整形外科がいいでしょう。最近は足を専門に診るクリニックも増えています。近くにあれば、そちらを受診してもいいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

足の痛み
整形外科
症状別診療科

関連する病気

本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。