Question
健診で胆嚢ポリープの所見があり、胆石の疑い
健診の結果、胆嚢ポリープ8㎜の所見があり「胆石の疑い」でした。しかし、要精密検査などの指示はありませんでした。ポリープが大きくなってきているのですが、大丈夫でしょうか?
男性/40代
2023/01/23
Answer
胆石は、胆嚢内に形成された結石のことで、胆嚢炎や胆管炎の原因となる場合があります。胆嚢ポリープは、胆嚢の内側の粘膜が、こぶのようにふくらんでいる状態の病変です。通常、痛みなどの自覚症状はなく、大きさに変化がないか定期的な検査で経過をみます。一般的には、10㎜以上の大きさが、精密検査の目安になるようです。
ポリープの種類にもよりますが、もっとも多いコレステロールポリープの場合は、脂肪をとり過ぎない食事、積極的にからだを動かすことが大切といわれています。
いずれの所見もその状態から、医師の診察を受ける必要があると判断された場合は、医療機関受診や精密検査の指示があります。今後の対応については、健診結果の判定のとおりに対応するのがよいでしょう。
もし、健康診断の結果で医療機関の受診や精密検査、再検査の指示がなく、経過をみるような判定であっても、ご自身が結果について不安に思われるようなら、医療機関の受診をおすすめします。その場合は、消化器内科の受診がよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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胆石
ポリープ
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