漢方薬が原因で起こる腸管膜静脈硬化症とは

女性/50代
2021/12/21

漢方薬が原因で起こる、腸管膜静脈硬化症という病気があると聞きました。くわしく教えてください。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

腸間膜静脈硬化症(静脈硬化性大腸炎ともいう)は、大腸壁内から腸間膜の静脈に石灰化が生じ、血流が障害される病気です。無症状(便潜血陽性を含む)の場合もありますが、腹痛(右側)、下痢、悪心・嘔吐が症状としてみられ、重いものではイレウス(腸閉塞)を起こすこともあります。


原因の一つには、サンシシという生薬を含む漢方薬の長期服用があるとされています。ほかに、環境要因や遺伝的要因、合併疾患の有無、免疫異常の関与などが原因として考えられていますが、くわしいことはわかっていません。


診断は、症状、内視鏡検査や生検の所見、CT検査などを行い、総合的に判断されます。治療法は、漢方薬が原因の場合、その服用を中止し、必要に応じて抗凝固剤などを服用します。イレウスを起こすなど、重症の場合には、手術によって腸管を切除することもあります。

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