Question
肝臓のA/G比の数値が高い
健康診断の結果、肝臓のA/G比(アルブミン/グロブリン比)がいつも高いので気になっています。一般的に問題があれば低下するそうで、高くなるのは珍しいようです。3回連続でB判定です。精密検査は必要でしょうか?
男性/40代
2023/01/01
Answer
A/G比とは、血清中のたんぱく質、アルブミンとグロブリンの比率を示すものです。この数値が基準以下の場合は、以下の可能性が挙げられます。
●基準値以下の場合
膠原病、肝疾患(肝硬変、慢性肝炎)、自己免疫性肝炎、慢性感染症、ネフローゼ症候群、たんぱく漏出性胃腸症、吸収不全症候群、栄養障害などの可能性
一方、基準値以上の場合は、以下の可能性があるといわれます。
●基準値以上の場合
原発性免疫不全症候群、後天性免疫不全症候群、薬剤(副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制薬)による可能性
そして、特に問題がない場合でも上がることがあるようです。服用中の薬の有無、基準値をどれほど上回っているか、他の症状や免疫の不安があるかなども考慮したうえで、ご相談者の場合は連続して高い数値とのことなので、一度受診して精密検査を受けられると安心かと思われます。ご検討ください。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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