Question

息子一家の帰省で寝込むほど疲れてしまう

夫と2人暮らしです。息子は結婚して遠方で生活しており、毎年年末に妻と子ども2人を連れて1週間ほど帰省します。息子家族に会えるのはうれしい反面、幼い孫や息子の妻への対応に気を使います。料理でも豪華におもてなしをしたいと思うものの、仕事をしているので準備が大変で息子たちが帰ると疲れて寝込んでしまうことも。夫も同じような気持ちですが、私たちが喜ぶと思って帰省してくれる息子夫婦になかなか言えずにいます。

女性/50代

2022/12/28

Answer

息子さん夫婦は、きっと遠方で普段なかなか会えない分、年末年始には顔を見せようと思って毎年帰省をしているのですよね。ご相談者も会えること自体はとてもうれしいことでしょう。だからこそ言いにくいお気持ちもとてもよくわかります。ただ、寝込んでしまうほど疲れるということでしたら、やはり上手に気持ちを伝えていくことも大切ではないかと思いました。

息子さん家族に気持ちを伝えるためには、まずはあなた自身が、今の状況がどう変われば気持ちが楽になるかを考えてみてほしいと思います。例えば、帰省の期間を短くしてほしい、毎年でないほうがよい、年末年始を避けてほしいなど、できるだけ具体的に考えてみてください。また、息子さん家族との新しい会い方があるとしたらどのような方法がありそうか、ご夫婦で話し合ってみるのもよいでしょう。言いにくいことを伝えるときには、代わりとなる新しい提案があると、相手も受け入れやすくなることがあります。

次は実際にどのように伝えるかですが、いきなり要望を伝えてしまうと気分を害する可能性もあるので、息子さん夫婦が毎年の帰省をどう感じているか、負担はないかなどをお聞きになってみてはいかがでしょうか。

ご自身が疲れるように、息子さん夫婦、特に奥様は、やはり気を使って疲れているということもあるかもしれません。もしお互いに疲れるということであれば、いくつかの提案を出されて、息子さん夫婦も納得できるような方法に変えていけるとよいと思います。

一方で、息子さん夫婦のほうは今の帰省の仕方を続けていきたいと考えているときには、伝え方が難しいですよね。この場合は、息子さん夫婦のご性格やこれまでの関係性なども影響するので、どのような方法がよいとは一概には言えません。ただ一般的には、まずは毎年帰省してくれることへの感謝や会えてうれしいという気持ちを伝えたうえで、ご自身の気持ちを、あまり感情を交えずに落ち着いて話されるのがよいように思います。

決して会いたくないわけではなく、準備などが大変だからお互いがもう少し楽な方法を探っていきたい、ということが伝われば、息子さん夫婦も嫌な気持ちにはならないのではないでしょうか。 例えば、帰省の代わりに、時間が合うときに一緒に旅行に行くなど、より楽しめるような提案をしてみるのもよいかもしれません。もちろん、家族によってそれぞれ違った方法があると思うので、ご自身の家族にとっての新しい方法を皆さんで考えてみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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