治療法がないと言われた難聴で症状が悪化。再受診すべき?
過去の病気がもとで耳が聞こえにくくなりました。少し前から、音がやたら響いて聞こえたり、耳鳴りがしたりするようになり、耳鼻科を受診したところ、医師からは治療法がないと言われました。先日から難聴の度合いがひどくなり、耳鳴りなどの症状も強くなっています。しかし前回、治療法がないと言われたため、再度受診すべきか迷っています。
女性/60代
2022/11/21
難聴の種類にはいくつかタイプがあり、手術や薬物で治療効果が期待できるものと、治療にあまり反応のないものがあります。
何らかの治療を選択する場合も、治療方法がなくて経過をみていく場合でも、検査データをもとに自身の病状をしっかり把握したうえで、どの治療方針(経過観察も含め)が妥当かを医師から説明を受け、納得したうえで進めていくことが大切です。
治療法がないと言われたことで、受診を迷っておられることと思いますが、現在、症状に変化がみられる様子なので、再受診するタイミングだと思います。受診する際は、検査データをもとにした病状の説明を受け、主治医の治療方針の見解を確認するとよいでしょう。
前回受診した医療機関であれば、検査データを比較することができます。通院が可能であれば、同じ医療機関への継続受診をおすすめしたいと思います。
現状を医師に理解してもらうためにも、受診の際には以下の項目を伝えましょう。
●いつから
●どんなふうに
●どの程度
●どのくらいの間にどのくらいの時間続くか
●どのような状況で
●症状を軽くまたは悪くするような因子はあるか
●主症状に伴う別の症状があるか など
あらかじめメモをとり、受診時に持参するのがおすすめです。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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