吐き気や倦怠感、手足のむくみと複数の症状がつらい

吐き気や嘔吐、食欲低下、倦怠感、手足のむくみなど複数の自覚症状が続いている様子なので、生活面のみでの対処は限界があるのではないかと思います。このような自覚症状があるときは、症状の背景に病気がないかどうかを確認するため、医療機関での受診、医師の診察をおすすめします。

相談いただいた症状は複数あり、内科的な症状が中心のようなので、まずは最寄りの内科診療所（クリニック）を受診されてはいかがでしょうか。受診の際には、医師に状況をよく理解してもらうために、時系列で症状を整理したメモなどを持参するのがおすすめです。

すでに対応されているようですが、日常生活の注意として、以下のように生活の習慣を整え心身の安定を意識することが大切です。

●食事は決まった時間に規則的にとる

●十分な睡眠時間をとる（最低でも1日5時間以上は確保する）

●定期的に体を動かす

●体力が回復してきたら、余暇をとり趣味を楽しむなど、心とからだをいたわる

体の不調があるときはストレスや疲労がたまったサインと考えて普段の活動を少し控え、ゆっくりするように意識してみましょう。

また、嘔吐で胃などの消化管に負担がかかるときは、白米やうどんなど消化のよいでんぷん質の食品を中心にして、脂質の多い食品は避けます。魚、肉は、カレイ、タラ、シラス、鮭、鶏のささみなどを選び、豆腐や納豆など豆製品もおすすめです。野菜はよく煮る、蒸すなどして軟らかくし、油は炒め煮程度で控え目にしましょう。

逆に控えたほうがよい食品としては、チーズやヨーグルト、牛乳などの乳製品、みかんなどのかんきつ類、炭酸飲料、香辛料が挙げられます。また、食後2時間は横にならないようにしましょう。