Question

CT検査が頻回。放射線被ばくが心配

直腸がんを切除し、現在は術前の生活に戻っています。手術前後にCT検査を2度行い、近く3度目のCT検査を行うと指示されました。約半年間に3度の検査で放射線被曝(ひばく)の影響が気になり、他の医師もCT検査はやめたほうがよいと言っているので心配です。担当医に超音波(エコー)検査で対応できないかと申し出ましたが、よい返事は得られず、指示どおり受診するか、先送りするか迷っています。

女性/60代

2022/10/18

Answer

直腸がん手術をし、その後の定期的な検査を受け管理中で、近いうちに3度目のCT検査を予定しているとのこと。主治医以外の医師がCT検査による被曝を懸念するような意見を述べているので心配になられ、主治医へ相談をしたものの、CT検査は予定どおりの状況なのですね。現在は手術前の生活に戻っているとのことですが、体調管理を考えながらの毎日には、はたからではわからない苦労もあるのではとお察しします。


がんの療養中には、再発や転移を早期に発見するために、CT検査以外にも、MRI検査などの磁気を利用した検査や、超音波検査が行われることはあります。臓器によって適する検査方法が異なり、放射線による検査が最も適している場合は、選択されます。


放射線被曝による害については、遺伝子に傷がつき、発がんに関係すると考えられていますが、放射線被曝による発がんは100㎜Sv以下の低線量被曝では確認されていません。

医療放射線量は、医療機器のタイプや検査部位によっても、被曝量が大きく異なります。医療における放射線は、検査の場合は局所にポイントを絞って照射され、影響は限定的で少ないものです。医療で行う検査による放射線被曝の影響は、その検査で得られる情報というメリットと比べれば、問題にならない程度のもの、との考え方が医療現場の大方の一致した意見です。


医師によって多少の意見の違いはあると思いますが、ご相談者の状態を一番よく把握している主治医へ、検査による被曝を心配していること、その理由などを改めて相談してみるのが、検査の選択において最善の方法でしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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