会議内容の理解が苦手……加齢が原因?

20代のころ、会議は得意なほうだったのですが、ここ数年徐々に苦手になってきて、どうしたものかと途方に暮れています。作業の説明など、事前に議題や筋道がはっきりしていると理解もしやすいのですが、方向性を決めるような会議や、複数人が一度に話すと内容がわからなくなってしまいます。理解しようと集中するあまり、発言を求められると焦って何を話しているのかわからなくなります。特に目上の人が多いと緊張してしまいます。これは加齢によるもので、仕方ないことなのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
会議で内容がうまく理解できない場面があり、余計に焦ったり、緊張したりと、20代のころの、会議が得意なほうだったときと比べて、会議に苦手意識が出てきているとのこと。しかし、会議以外のコミュニケーション手段であればスムーズにできているのですね。対応がわからず、途方にくれるときもありながら、難しい仕事を続けている様子、気持ちの面で負担を感じている様子が伝わってきました。
一般的に、認知や記憶をはじめとする精神の活動は、焦り、疲れ、睡眠のとり方などが関与していることが多くあります。いつもの自分と違う、と気付いたときには、生活のパターンが変化していないか、睡眠時間が少なくなっていないか、疲れがたまっていないか、休息の時間が足りているかどうかを点検してみる必要があります。
もし気になる点や問題点があれば、改善することで症状はよくなることはよくあります。しかし、改善してもよくならない、仕事に影響が出ているようなときは、早めに相談することが大切です。
職場で症状が現れる場合は、上司や同僚、産業保健スタッフ(産業医や保健師)に相談するのも1つの方法です。産業保健スタッフは従業員の心身の健康を守る役割があるので、ご相談者の現状や職場環境の負担など、話を聞き、力にもなってくれるかと思います。


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